下剤の種類

下剤について

下剤について「下剤」とは大腸カメラの検査前に大腸内を綺麗にするために飲む医薬品の事です。検査前に大腸内を綺麗にしなければ、検査画像が不鮮明になり、再検査になる可能性があります。
これを防ぐためにも、大腸カメラ検査を正確に受けるためには、下剤の服用は必要不可欠な準備過程となります。

下剤を飲むことが心配な方へ

検査の精度を保つために内服が必要な下剤ですが、この下剤を飲むことに対して心配な気持ちになられる方が多いのも事実です。検査を受けたことのない方々からは、「急速に便意を促す医薬品を飲むのが怖い」などと言った声を伺うことがあります。その上、検査を受けたことがある方々からは「下剤の量や味が合わなかった」というお声を伺う機会も多いです。当院では、このような患者様からのご意見に対して、下剤の種類を複数用意しており、患者様のニーズに合った下剤を提供しております。

当院で使用している下剤一覧

  モビプレップ マグコロールP ピコプレップ ビジクリア
包装・容器 モビプレップ マグコロールP ピコプレップ ビジクリア
服用方法 薬と水を混ぜて飲む 薬と水を混ぜて飲む 薬と水を混ぜて飲む 錠剤を水などの飲料で飲む
メリット ・服用量が少ない
・味が良い
・洗浄力が高い
・味が良い
・洗浄力が高い
・服用方法が簡単
・服用量が少ない
・味が良い
・錠剤なのでどうしても他の下剤の味が合わない場合でも服用可能
デメリット ・高齢者、腎臓機能が低下している方は使用不可
・服用方法が複雑
・服用量が多い ・洗浄力が弱い
・腎臓機能が低下している方は使用不可
・高齢者、腎臓機能が低下している方、心臓に病気がある方は使用不可
・服用する錠剤数が多い

おすすめの下剤

それぞれの下剤にメリット・デメリットがありますが、下剤で最も重要視すべき項目は「洗浄力」です。なぜなら、下剤の洗浄力が弱く腸内が綺麗にならなかった場合は、大腸カメラ検査を正確に行うことができず、再検査をすることになってしまうことが多いためです。これではいくら下剤の味が良くても意味がありません。
当院では大腸が綺麗にならなかった場合の再検査のリスクを回避するために、洗浄力の高い「モビプレップ」「マグコロールP」をおすすめしております。

当院の大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査当院では少しでも患者様に「苦しくない・痛くない大腸カメラ検査」を提供するために、下剤の他にも様々な工夫をしております。詳しくはこちらをご覧ください。

大腸カメラをご検討されている方は当院へ

大腸カメラをご検討されている方は当院へ大腸の病気、その中でも大腸がんは早期発見・早期治療が非常に重要です。大腸カメラ検査は大腸がんを早期発見するための最も有効な手段です。
また、大腸カメラ検査は一度受けたら良いと言うものではなく、定期的な検査の実施を推奨しております。
最近健康診断を受けていない方や体調が心配な方は、是非とも一度当院で大腸カメラ検査を受けてみてはいかがでしょうか?
当院では24時間WEB予約を実施しておりますので、大腸カメラ検査を受けることをお考えの方は、是非お気軽にご相談下さい。

著者
四日市あおば内科・消化器内科クリニック 院長 奥瀬博亮
資格
日本内科学会 内科認定医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医
緩和ケア研修会修了
日本静脈経腸栄養学会TNTコース修了
経歴
三重大学医学部卒業
鈴鹿回生病院消化器内科
三重大学医学部附属病院 光学医療診療部
遠山病院
武内病院
岡波病院
山中胃腸科病院
現在、鈴鹿回生病院消化器内科にて非常勤医師として勤務中
資格
日本内科学会 内科認定医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医
緩和ケア研修会修了
日本静脈経腸栄養学会TNTコース修了
経歴
三重大学医学部卒業
鈴鹿回生病院消化器内科
三重大学医学部附属病院 光学医療診療部
遠山病院
武内病院
岡波病院
山中胃腸科病院
現在、鈴鹿回生病院消化器内科にて非常勤医師として勤務中
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